=自然食品とからだに優しい生活雑貨の店=カントリーキッチン - しきさい -

過去の四季菜レポート(1999年5・6月)

6月24日

カラダの調子がよくないとき、時々引っぱり出してきては読んで、フムフムと納得してしまう玄米正食の本があります。そこにはたくさんの”しては、いけないこと”が書いてあり、いちいちもっともだと思うのです。日本人には穀物が主食で季節の野菜を少量副食とし、動物性食品はたまに小魚や白身の魚をごく少量とる食べ方がもっとも適している。外国から来るフルーツや、砂糖・コーヒーなどのとりすぎが多くの病気を作り出し、ますますカラダを不自然にしているのである。と、書いてあります。また、料理は皮を捨てず、アクぬき、ゆでこぼしせず、一物全体をとるようにする。とも書いてあります。ごもっともです。だいたい、カルシウムだ!タンパク質だ!と騒ぐ割には病人は増える一方だし、骨の弱い子供も増える一方です。毒には毒を!の精神でかどうか、病気には化学薬品である薬があたりまえのように使われています。
そして私は、なるほど〜なるほど〜と言いつつコーヒーをすすりながら、さきほど作って凍らせておいたバナナ入りのアイスクリームのようすを見に冷凍庫の扉を開き、夜更かししながらこの原稿を書いているのであります。

6月17日

遺伝子組み替えされた農産物の危険性を実証したレポートが新聞に掲載されていました。ガンにかかりやすくなるそうです。まだ、ネズミでの話ですが。確かに、遺伝子組み替えされた作物は未知の食べ物です。危険である!という確かなデータはありませんが、安全であるという確かなデータも又ないのです。クローンの技術も確かな安全は確認できていません。何世代先に影響が出るか実験中ですから、実験に参加したい人は別にして、一般の人々は食べたくないと思うのが本音だと思います。食糧危機や異常気象による大凶作に備えるため!という大義名分はあるのですが。
有機栽培や輸入作物の話題が多くなってきましたが、種の話はあまり出てきません。現在、日本の農家では、栽培する作物のほとんどがタネ屋さんから買った種を使って栽培しています。それは、有機農業の農家でも同じです。今、この種が遺伝子組み替えのターゲットになっています。世界の穀物市場を握る大手商社が全世界の種を取り仕切ろうとする動きがあるようです。在来種の種を絶やさず使って家庭菜園をしましょう!遺伝子組み替えという侵略から子孫を守るために!

6月10日

急に暑くなって、なんだか食欲も落ちてきそうなとき、スタミナのつくサラダをつくってみませんか?野菜はなんでもOK!レタスは生で、人参やジャガイモはさっと茹でてから、さつまいもやレンコンは油でカリッと揚げてから、大きな器を用意して山盛りにしていただきましょう。
タンパク質が欲しければ豆腐を茹でて水切りし、ふきんで絞ってポロポロにくずし、そのままでも炒めても、粉山椒をまぶしても美味です。ああそうだ!豆を使ってもグッドです。小豆や大豆なら茹でて缶詰になっていますし、時間があれば前の日に水に浸して戻したものを塩ゆでして使ってもいいし。ぜいたくに食べるのならエビやイカ・ホタテなんかも加えて、海鮮サラダにしましょう。
最後に味の決め手は、オリジナルドレッシング。ごま油に醤油と酢で中華風に、オリーブオイルとハーブで地中海風、ごまペーストに味噌・ミリンで懐石風、そのほかありとあらゆる調味料が材料になります。タイ風、アラビア風、下町風、名寄風、・・・・・・いろいろ試してください!
ご飯は、小さなおにぎりにしたり、薄焼き卵で巾着にしたり、手巻き寿司にしたり、小さな雑炊やドリアにしてもよく似合います。
お茶碗ナシ!お皿だけで食べるのも、たまにはオイシイ演出になると思いませんか?

6月3日

名寄から札幌に引っ越しされたお客様からお聞きできました。札幌へ移って一番大変なのは、無添加の食品一つ買うのにもいちいち車ででかけなくてはならないこと!だそうです。名寄のようにひととおりの用事をすますのに、歩いて出かけてすぐに終わらせることができません。札幌は、名寄よりも広くて人口も多く、商店の数も多いのですが、広範囲を移動しないとなかなか自分のほしいものにめぐりあえないようです。市内中心部へ入ると簡単には駐車できませんので、ちょっと離れた有料駐車場へ止めるか、おおきなショッピングセンターだったら専用の駐車場があるにはあるのですが、日曜日などに出かけると、その駐車場へ入るのに並んで待たなくてはいけません。一方通行もあり、思うように車で移動するには、慣れと下調べが不可欠のようです。
名寄に限らず、地方の街は物の量も種類も、都市に比べると少ないのですが、だからといってそこに住んでいる人が、そこにある”物”を全部把握することはきわめて困難です。まだ、知らない物もたくさんあります。苦労して、都市まで出かけていって買ってきたものが、自分の近くの店にも売っていたということも十分ありえます。また、急がないのなら都市で売っているものは、ほとんど日本のどの場所に住んでいても手に入るようになりました。それどころか世界中の商品だってインターネットを使えば買い物できます。 最低限生活に必要な物は短時間に近くでそろい、自然環境は都市よりグレードの高い地方の街で暮らすことは、現在の贅沢なのかもしれません。

5月27日

5月より、算数・数学教室を始めました。学校の授業を離れて、もっと別の算数・数学を経験してもらいたかったのですが、現実はなかなかきびしく教室に通ってくる子供達には、今わからないところを何とかして授業に遅れないようにしたい!という焦りと希望のほうがおおきいようです。
教室では、自分のわからないところが自分のカリキュラムになります。一人一人が違うことを考えて一生懸命わかろうとするのをお手伝いしています。よく自分で考えなさい!とか、自分でやらなければ身に付かない!などと大人は言うのですが、知らないことはいくら考えてもわかりっこありません。大人だって同じはずです。知ることは、理解して納得することです。公式を丸暗記して、使い方だけを学んでも、その公式の証明をわかりやすく説明して納得してもらわないと、知ってはいただけない!なぜそうなるのか?どんなときにそれが役に立つのか?他にも方法はあるのか?それを使えばどんなことができるのか?などなど・・・・。
自然食品と算数。共通することの多いこと!合成食品添加物を使うという公式。なぜそうなるのか?どんなときにそれが役に立つのか?他に方法はないのか?それを使えばどんなことができるのか?・・・・。
例題:ユーゴスラビアという国にNATOという軍隊が5月21日に1日で684回空爆に出ました。ユーゴスラビアの人々は平均約何分おきに空爆を受けるのでしょう?

5月20日

毎年お世話になっている和歌山の山本農園の山本さんと連絡がとれました。今年の梅のできばえを伺ったところ、凶作ではないにしてもかなり苦戦とのことでした。出荷時期は例年より少し遅れて7月の初め頃になりそうです。昨年度は、不作であったにもかかわらず価格は前年度のままでいきましょう!という山本さんのご厚意に甘えて四季菜での販売価格を1kg¥1200(税別)でお渡しできました。今年は、少し変更になりますが、1kg¥1250(税別)で販売いたします。
10kg単位で必要な方は早めにお申し出ください。送料や、配達経費の節約で少し割安で販売できます。 山本さんのところでは、この無農薬の梅を使って梅干しも作っています。自分で漬けるのも楽しいのですが、土作りから山や梅や人の安全のためのたくさんのこだわりを持った山本さんの漬けた梅干しを食べてみたい!という方は、予約してください。

山本さんから届いた梅干しの仕様は、
  • 品種:南紅梅
  • 土壌管理:病害虫の要因である窒素とカルシウム不足に注意し、除草剤は一切使用していません。
  • 防除:4月に1〜2回硫黄を散布。有機資材と木酢液を適宜散布。
  • 漬け方:完熟梅を洗浄し塩分18%で漬け込み(出来上がった梅干しは塩度22%)天日で土用干しした梅干しを1年以上ねかし、紀州備長炭で浄化したミネラル水で塩分を16%前後に調整。

5月13日

天候は今ひとつさえないこの頃ですが、野菜の供給元が増えてきましたので今回も多種類の無農薬野菜をお届けできます。秋野菜と米が気がかりですが。
さて、体のほうは、春を意識しだして冬の間にたまった毒素を外に出したがっています。春に出てくる山菜などには排毒作用にすぐれたものが多いと聞きます。その分アクの強いものが多いようですが、食べ過ぎないように注意すれば、理想的な健康促進剤でしょう。ただし、山から分けていただく山菜は、採りすぎないこと!鳥や熊にも必要なものですから。
今回のセットのように漬け物の材料が多く揃ったときは、ぜひ簡単な一夜漬けを作ってみて下さい。大根、人参、キャベツ、ピーマンをイチョウや千切りにして、材料の3%の塩をふり、お好みで酢や昆布、唐辛子や生姜などを加えて、重石をかけて一晩待てばりっぱなお漬け物のできあがり!たくさん作っても冷蔵庫で4〜5日は持ちますからゆっくり楽しめます。
さつまいもや長芋などは、ちょっと多めのミリンで甘めに煮込んでおけば長持ちしますし、さめていてもサラダ感覚でおいしく食べられます。そう、小さく切ってレタスやきゅうり、キャベツや人参などとドレッシングで食べてもおいしいのです。冷蔵庫に余り物ナシ!傷まないうちに頂きましょう。

5月6日

今回より、野菜は新得の平賀さんの作品が加わります。平賀さんの農園には数十種類の野菜たちが育ちます。時期や天候によってそのときに出荷できる野菜の種類は限られてきますが、それでも単作農家の多いこの北海道の中では、めずらしく貴重な農園です。夏、みごとに生い茂った多種類の野菜達に囲まれていると、野菜の楽園にいるようでアスファルトの上では決して味わえない幸福感に浸れます。
平賀さんの農園の土はよく管理されていて、天気のいい日に歩いてもフワフワしています。化学肥料や除草剤に汚染された土ではこうはいきません。土中に生息する微生物や虫たちが、常にすき間を作って活動している証拠!そういえば、智恵文の自然農法の達人亀井さんは、病気になったら毎日はだしで畑(もちろん有機栽培の)に入れば、微生物が治してくれる!とおっしゃったが、なるほどな〜とこの土を踏めば納得します。
この農園の土は、真っ黒です。葉物野菜にも少しついてくるので、もうご存じかと思いますが。 この真っ黒な土もなかなかめずらしく、それでいてさらさらと小さく崩れるので粘土質でもない不思議な土です。新得は、霧が多かったりで本来地形的にはあまり農業には適していない場所だそうですが、この農園にいると忘れてしまいそうです。名寄にこのような農園はできないものかな〜


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