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過去の四季菜レポート(1998年6・7・8月)

8月27日

いよいよ道内の野菜が増えてきました。これから秋にかけてジャガイモ・カボチャ・タマネギなどがどんどん出てきます。今年はカボチャもたくさんの品種を扱います。できるだけこの野菜セットにも組み込んでいきますのでお楽しみに!量は少ないので気に入ったものがあれば貯蔵用に、また親しいかたへの贈り物にもご利用下さい。生産者と品種をご指定ください。そのほうが同じおいしさを共感していただけると思いますので。
今回セットにあります小さなカボチャで食卓をにぎわせてください。黄色いほうのブチニは横に切って中をくりぬきひき肉などの詰め物をして蒸すかオーブンで焼きます。ポテトの方は、輪切りにして素揚げやてんぷらにするとカタチと色がマンネリ化しそうな食卓にささやかな関心と話題を提供してくれると思います。ぜひ、チャレンジしてみてください。そして、味が気に入られた方は追加注文してください。

8月20日

四季菜が現在供給している卵は平飼いの卵です。LLサイズの大きい卵はあまり若くない鶏の卵です。また、夏場は体力が落ちるのかハリもなくなりだれた状態のものもあります。これらはすべてクレームのもとになるわけで、ケージ(鶏舎)飼いの卵では、よっぽど古いものでもない限り、かえって見られない現象です。
ケージ飼いの場合1日に1羽あたり3個の卵を生ませる技術があるそうです。鶏舎に窓はなく天井につけた電灯で人工的に朝と夜をつくります。そして、その間隔をだんだん短くしていき1日に3回朝を作ると、鶏は朝に卵を生む習性があるので1日に3個生むそうです。卵のカラはご存知カルシウムが主成分。しかしエサから取れるのは約半分だそうで、あと半分は自分の骨を削ります。生まれてから一度も太陽を見ることもなく籠のなかでただひたすら卵を生み、ぼろぼろの体になって役目が終わるとき、鶏舎を出て初めて太陽を見る鶏たちは食肉に加工されます。
夏場はだれた卵ですが、その親鶏たちは悠然とお日様の下で青草をついばんでいる鶏です。四季菜では、品質の一定でない平飼いの卵をお届けしています。

8月13日

アサヒの清涼飲料水に使われていた人工甘味料で下痢をおこした人が多数出ました。多数出たことでニュースになりますが、少数ならニュースにはなりません。メーカーはしのぎを削って新しい添加物の開発に取り組んでいます。が、時間がないために十分な検証(とくに安全性)がなされていません。だめだったら回収するスタイルが横行しているようです。この手の事件は過去にも多数あったのですが、のどもと過ぎればなんとかで消費者もしだいに警戒心が薄れていくようです。また、メーカー側にも言い分はあります。ふとるのはイヤだけど甘い飲み物が欲しい!というのは消費者の要望だからそれに答えないと商品は売れないという理屈です。だから、多少太ってもいいから安全でおいしい飲み物が欲しいという要望が増えればメーカーだってそれに応える商品を開発するのですが・・・・。利便性と安全性のバランスは、欲望と自制心のバランスに比例しているように思われます。

8月6日

最近スーパーのチラシなどでも見かけなくなったバナナの安売りは、いったいどうしたのでしょう?やはりバナナがないようです。今世紀最大と言われているエルニーニョの影響でバナナも不作なのです。四季菜で分けてもらっている無農薬バナナも例外ではなく値上げの通知がきました。ちょっと遅いぐらいですが。 50円ほどの値上げになります。今月は旧価格で販売いたします。夏場、これだけ蒸し暑い日本でおいしく食べられるように遠い国から何の薬剤も使用せずに運んでくるには、技術と設備と信念が不可欠のようです。 ちまたで食べ物に関する事件があると、ある種類の食品がピタッと売れなくなります。今までまじめに働いてきて事件とは何のかかわりも持たない、しかも事件のあった場所とは遥か遠く離れたところの業者でも、それは同じ。ああ、せつないですね、かなしいですね。 賞味期限と消費期限。どう違うのか保健所の人に聞きました。基本的には同じ意味で使用されているとのこと。では、なぜ2通りも表示方法があるのか?厚生省と農水省がお互いに自分の主張を譲らなかったからだそうで、製造年月日の表示義務がなくなるのはどうしてなのかよくわからない・・・・。つまりは、消費者のための制度ではないようです。

7月30日

豆腐料理を楽しんでください。おなかにやさしい植物性タンパクで、和風・洋風・中華風とどんな料理にもマッチします。基本は、生で食べる方法と火を加える方法の2通り。水抜きをしなければ柔らかく、重しをかけて水をしぼれば硬めになります。硬めにすれば切りやすく、熱を加えてもつぶれにくいので、豆腐ステーキ・豆腐カツなどで。また、ミンチ状にすれば肉団子風にまとめたり、スパゲッティなどのソースにしたりスープの具にもなります。水切りをして太めのうどんのように切り、すまし汁を葛でとじたあんをかけ、おろし生姜でいただくのもオイシイのです。その他にも十分水切りをした豆腐をガーゼで包み味噌をぬって包み数時間で出来上がる豆腐チーズも珍味です。俳優の石坂こうじさんが書かれた料理ブックで、水切りした豆腐をさいころに切り、半分を醤油に漬けて茶色に染め、お皿の上に交互に並べて千鳥模様をつくりその上にチェスのように小さなオードブルを並べていただくという芸術作品も紹介されていました。お誕生日のお祝いなどに、年輩の方にはケーキよりも喜ばれるかもしれません。さあ、あなたの芸術作品は豆腐がどのように化けてできるのかよろしければ教えてください。

7月23日

ビニールなどのゴミは、燃やすとダイオキシンが発生して危険であるため、現在は土の中に埋める方法を採用していますが、これとて未知の危険性をはらんでいます。そして埋める場所は年々少なくなりあと数年で埋め立て不可!の状態になります。どんなものにしても捨てられなくなりむやみに捨てると法律で罰せられるようになるでしょう。 食品の容器にしても、リサイクルできないものは製造もできなくなります。容器回収、洗浄、再利用、など製造メーカーの責任も大きくなります。リサイクル可能な容器でポピュラーなものは、ビンです。かさばる、重い、壊れやすい、高くつく、などで人気はありませんが、衛生的である、長期間再利用可能、環境ホルモンが出ない、牛乳パックなどと比べて森林資源を無駄遣いしない、漂白剤・過酸化水素などの薬剤を使わない(中身が汚染されない)、他の食材の容器としても使える、などのすぐれた長所もあります。早くから、このことにこだわりを持ち、中身も安全でおいしい「ビン入り牛乳」を提供してきました、おこっぺ牛乳の大黒さんが先日NHKの番組で紹介されていました。

7月16日

遺伝子組み換え食品の安全性が問題になっています。殺虫性作物という組換え作物の場合は、すべての細胞で虫を殺す物質が作られるために、どの部分を食べてもほとんどの場合、虫は死んでしまうそうです。三菱化学系の植物工学研究所で行った実験によると、害虫抵抗性のイネを食べたニカメイチュウの幼虫は、最大で50%が死に生き残った幼虫も成長障害を起こし2代目を作れなかった、とあります。食品になる部分のすべての細胞で、この毒素が作られるため、人間が摂取する量は多量になります。しかも殺虫剤は水で洗い流すことができますが、この場合は作物の中でできるため洗い流すことができません。このことは、考えようによっては大量殺人兵器に匹敵するぐらいの危険性をもふくみます。しかし、まだ出始めたばかりで長期にわたる安全性のデータがないためにはっきり安全とも危険ともわからないこれら遺伝子組換え食品を、現在の日本の農水省や厚生省は「食品に、遺伝子組換えという表示を入れる必要はない」と決定しました。もう、決まってしまったのです。皆さんは、どのように思われますか?

7月9日

カップ麺の容器がまたまた問題になっています。近頃はやり?の環境ホルモンが出るの出ないのとカンカンガクガク。でも不思議なことに、そのカップ麺を食べる人の健康問題だけがクローズアップされて、そのあと食べた後のゴミが、その後どれだけの生命にとって脅威になるのかということについてはあまり論議されていないようです。やはり、自分中心主義なのでしょうかね〜。健康に関心の無い人はどんどん食べてポイポイ容器を捨てていきます。でも、捨てる人だけが悪いのでしょうか?四季菜では、カップ麺はもうずいぶん前から販売していません。国産小麦使用で合成食品添加物を使わないカップ麺というものもあるのですが、カップはやはり発泡スチロール系の容器です。お湯を注いだぐらいでは容器は溶け出しませんと言われても、残った容器があまりにも大きくて再利用もできないとなれば売ることに気がひけます。そして「カップ麺はないの?」というお問い合わせに「置いてないんです」と答えるとガッカリして帰られるお客様には申し訳ないと思うのですが。

7月2日

ナマモノの運搬は、冬も大変なのですが、これからの季節暑い日も大変です。鮮度落ちが早くなり、野菜・卵は特に気を使います。気を使うのですが、どうしようもない時もあります。予想外の暑さで蒸れたりしおれたり、など。家庭菜園でも、朝に獲ってきたホウレンソウなどは、夕方にはしおれてフニャフニャになってしまいます。対応策としては、早朝朝日が昇る前に収穫してすぐに仕分け洗浄(土落とし)し、冷蔵庫で冷やしてから出荷する。あるいは、クール便で出荷する、深夜に運搬する、などの方法があるようです。いずれにしても、食べる人が寝ている間に、大勢の人が働いていて始めて成り立つ方法です。これは、無農薬野菜に限らずごく一般に取られている方法です。小さな種から何百倍、何千倍に大きく育ててくれるのは自然の力ですが、私たちの食卓まで運んでくれるのはほとんど人力です。 ヨーロッパやアメリカにはないすばらしい習慣が日本にはあるそうです。食事の前の感謝のあいさつ。宗教や強制ではなく、ごく自然に手を合わせ、感謝してたべものの命をいただくあいさつ。食べるものがあるということは、幸せですよね〜・・・・・「いただきます」

6月25日

四季菜では、人手が足らない分を機械に頼って仕事をしています。確かに機械は文句は言わないのですが、時々急に働かなくなります。運搬用に自動車、連絡用に電話とFAX、伝票整理と計算にコンピュータ・電卓などなど。そのなかでも、年を追うごとに仕事の比率が大きくなりつつあるのがコンピュータです。最初は、仕入れ伝票の整理程度なのですが、この明細のような各種案内・チラシの作成や編集、印刷管理まで。また、電話の管理や、FAX送信、納品書の発行や月末の請求書の自動計算と発行、予約商品の管理と集計、…・などなど。もしこれらの仕事を人間にさせたら、いくらギャラを払えばいいのかと思うほどこき使っております。そして、そこにたまっていくデータの量は限りなく増えつづけます。そんな機械が、こともあろうに急に動かなくなることがあるのです。そんな日の朝には、血の気のひいたスタッフの顔が並び、なんだなんだ葬式でもあったのか?というぐらい暗〜い雰囲気になってしまうのです。大きさは違うにしても原子力発電所などの管理もこのようなコンピュータが担当しています。たまたま起こった事故の日にたまたま動かなくなるコンピュータがあったら、ああ恐ろしい!血の気のひいた所員が走り回るだけですめばいいのですが・・・・

6月18日

セットの中でペタンコになっていたサラダ菜を小さなボールに水を張り一日漬けておきました。一番外側の葉を取り除き、切り口は包丁で薄くそいでおきますと、フニャフニャだった葉は見事にシャキっと甦りペッタンコの葉がフサフサの固まりに変身していました。けっきょく、その日は食べなかったので、水を替え切り口をまた薄くそいでボールの中へ戻し、翌日見るとまだ元気です。畑の環境(天候)があまりよくないので、葉物野菜はむれて傷みやすくなっていますが、花と同じようにこまめに水を替えてあげるとけっこう長持ちします。ただし、この方法は鮮度保持剤を使っていない場合に限ります。 九州地方の大雨でニンジンが高騰しています。だからといって、農家が儲かるわけではないのでこういう時(価格)は、釈然としませんが。四季菜ではニンジンは来週入荷の予定です。うまくいけば。でも、価格はいつもどうりで出します。 今年の梅は不作でした。生産者の山本さんはかってない大凶作という表現をされていました。町の梅干も値上がりするんだろうな〜今でも高価なのに。


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